消火設備の設計から施工管理に至るまで、幅広い業務を担当。
私は以前、製造業の工場で3年ほど勤務していましたが、もっと稼げる職場で働きたいと考えて転職を決意。配管業を営んでいる父の紹介もあり、当社に入社しました。入社3年目の現在は、上司の指導を受けながら、消火設備の設計・施工管理に関する一連の業務を担当しています。私が所属する設備営業部の仕事は、実に多岐にわたります。お客様との打ち合わせにはじまり、設備の配置場所などを考える設計業務、協力会社さんの手配、現場の進捗管理に至るまで、最初から最後まで工事を見届けます。
設計においては、法令に則って問題なく消火ができるよう、スプリンクラーや消火栓の配管ルートなどを考えたり、放水量を確保するためのポンプを選定したりします。ただ、現場で工事を進めていく中で、当初の図面を大きく変更するケースもあります。そんな時に大切になるのが、他設備施工会社さんとの打ち合わせ。現場で配管が他の設備等に干渉するなどのトラブルが発生しないように十分な摺り合わせを行うことが重要です。
「ここは自分がやったんだよ」と胸を張って自慢できるのがいい。
最近では、職人さんたちが危険な目に遭わないよう、現場の安全に配慮することが求められます。危険な作業にならないかを検討と現地確認をし、無理なく安全に施工ができるように打ち合わせし、元請け業者様に要望事項を伝えお願いしています。大規模な現場を担当している時には、毎日のように足を運んで作業を確認することもありますね。
やりがいは、自分の手掛けたものが形として残ること。私は入社1年目から、名古屋市内のテーマパークのホテルや、歴史あるイベントホールの消火設備の施工管理補助を担当しました。業務がすべて完了した後も、近くを通りがかるたびに「ここは自分がやったんだよ」と胸を張って言えるのがいいですね。また、消火設備は、初期消火で人命を守るためのもの。中途半端なことはできない責任の重い仕事ですが、その分、大きなやりがいを実感しています。
資格取得に関する支援も充実。成長を温かく見守ってくれる会社です。
当社の魅力は、社員一人ひとりの成長を後押ししてくれるところです。私は令和元年5月に、消防設備士の資格を取得しましたが、実務を通じて実践的な知識を身に付けるだけでなく、業務に余裕がある時期には、勤務時間中に問題集や参考書を読む時間も許して頂け、資格取得試験費用と書籍費用の負担もありがたいです。また、資格取得後は毎月の給与に資格手当が上乗せされる点も勉強のモチベーションになりましたね。
転職後は給与もかなり上がりましたし、社内の雰囲気の良さも気に入っています。社長をはじめ、みんな優しい人たちばかりです。実は、消防設備士の資格を取得するまでにかなり時間が掛かったのですが、それでも根気よく待ってくださいました。とてもアットホームな雰囲気で働きやすい職場だと思います。今後も昇給に関わる資格を取得しながら技術を高め、より大きな現場を一人で担当できるように成長していきたいです。
一日の流れ
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08:00
出勤・朝礼
自分が担当する現場に足を運び、協力業者さんと一緒に朝礼に参加します。
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10:00
打ち合わせ
現在の進捗状況の確認や、今後の工事の段取りなどを打ち合わせます。
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13:00
資料や図面の作成
消防署との打ち合わせに必要となる資料や図面の作成などを行います。
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17:00
退勤 ※残務がなければ
図面や書類の作成・資材の手配など翌日の作業に支障が出ないように作業員さんが帰ってから事務所で残務を済ませから帰宅となります。
出来る限り仕事を効率良く進めてオフの時間を満喫。休日はゴルフなどに出掛けています。